01引越しの流れをつかむ 〜タイムテーブル〜
1ヵ月前(引越しが決まったらすぐ)にやること
まずは、下記のタイムテーブルでおおまかな引越しの流れをつかみましょう。
引越し方法の検討・日程決定
自力でやるのか、引越し会社に依頼するのか、そしていつやるのか。なるべく早く方針を決定してスムーズな引越しへの第一歩を踏み出しましょう。
また日程が決まったら、新・旧居それぞれの貸主(大家さん)にも早めに連絡しましょう。
(引越し会社を頼む場合)見積り・引越し会社の決定
見積りは面倒くさがらずに数社からとりましょう。これが鉄則です。引越しの鍵を握る大事な選択です。
(自力で行う場合)レンタカー手配・人手の確保
引越し会社に頼まない場合には、これが不可欠となります。
また同時に、エアコンなどの取り外し・取り付けをどうするかも考えておきましょう。素人の作業は危険ですから電気屋さんなどの手配を考えましょう。
新居のレイアウト
お部屋探しの時にも活用した「間取り図」がここでも活きてきます。部屋探しの際にも触れましたが、今度はより詳細に実際の家具のレイアウトを一つ一つ検討してみましょう。コンセントや窓の位置などで、配置パターンもある程度限定されてきます。レイアウトが決まったら、当日までに自分(たち)用と作業員さん用に、わかりやすい配置図をつくっておくと便利です。部屋が何部屋もある場合は部屋ごとに色分けをして、荷物にも同じ色で目印を付けると良いでしょう。
荷物の整理整頓
引越しは不要品処分の大チャンスです。そのように考えて出来る限り荷物を整理しましょう。荷物が少なくなれば、その分引越しも楽になります。何年も着ていない洋服や、前の引越し以来開けていない荷物があれば整理することも検討してみましょう。
粗大ゴミの手配
粗大ゴミの処理は、早めの対応を心掛けましょう。
回収の方法については各自治体により様々です。お住まいの市区町村の役所または清掃事務所へ回収を依頼しましょう(日時の予約が必要となることが多いでしょう)。しかし、毎日受け付けているとも限りません。また、家電製品はリサイクル料がかかります。手間の掛かる粗大ゴミではありますが、面倒がらずに、在住の自治体に事前確認をとって、処理するようにしましょう。
うっかり手配を忘れてしまい、慌てて民間の廃棄業者に頼むと、料金は万単位になることが多いので気をつけましょう。なお、まだ充分に使えるものであれば、貰ってくれる知人がいるかもしれませんし、リサイクルショップに引き取ってもらえるかもしれませんので、早めに対応して最適な処分方法が何かを考えておくと良いでしょう。
転校手続き
公立の小中学校へ通学しているお子さんがいる場合には、引越しが決定次第、転校の手続きが必要です。大まかな流れとしては、まずお住まいの市区町村に「転出届」を提出し、「転出証明書」を発行してもらいます。また教育委員会から「異動票」を取り寄せ、この2点を通っている学校に提出します。すると、「在学証明書」「教科書(教科用図書)給与証明書」が発行されます。あとは転居先の市区町村に「転入届」を提出し、教育委員会に「在学証明書」「教科書(教科用図書)給与証明書」を提出します。通常、市区町村への「転入届」の手続きは、引っ越してから2週間以内に行えば良いのですが、こういった手続きがある場合には早めに必要になりますので気をつけましょう。